あなたが信じている“美味しい日本茶”それは農産物ではなく、“化学工業製品”かもしれません。
農薬と化学肥料を使えば、「理想の味」はいくらでも再現できます。
旨味や甘み、そして鮮やかな緑色――これらはしばしば茶葉本来の魅力と語られますが、実は化学肥料の使い方次第で自在に調整できるのです。
◾️旨み・甘み・色を作る化学肥料 Top3
1. 窒素肥料
緑茶に含まれる旨み成分「テアニン」を増やすために使用。
新芽が出る直前に追肥し、旨みを強調します。
2. 硫酸カリウム
葉の艶や張りを出し、色を鮮やかな緑にしながら甘みを引き出します。
3. リン酸アンモニウム
根の発達を促し、旨み成分テアニンを強化。
ただし有機栽培では使用禁止で、大量摂取は消化器や呼吸器への悪影響が指摘されています。
ここで挙げたのは一例にすぎません。これらによって自然の恵みだった茶葉は、化学的に調整された茶葉へと変わってしまうのです。
化学肥料と農薬の悪循環
化学肥料を多用すると茶葉は必要以上に柔らかく弱くなり、害虫被害が拡大。
その結果、さらに多くの農薬を使わざるを得なくなります。まさに悪のスパイラルです。
しかも、現在では雨で流れ落ちないように農薬には「粘着性」が加えられています。果たしてこれは改良なのでしょうか?改悪なのでしょうか?
では実際、どんな農薬が使われているのでしょうか?
◾️年に2〜5回使われる農薬(殺虫剤)Top3
1. 有機リン系殺虫剤
多種類の害虫に効果があるため年間を通して使用頻度が高く、とくに一番茶の前後には必ず散布されます。
人体・動物への影響:吸引すると吐き気やめまいなどの中毒症状を引き起こす恐れ。動物にも強い毒性。EUでは使用禁止の国もあります。
2. 塩素系殺虫剤
茶園の代表的な病害対策として予防的に使用されます。
人体・動物への影響:魚や両生類に強い毒性があるため河川への流出は禁止。米国では発がん性の可能性が指摘され、規制対象にも。
3. ネオニコチノイド系殺虫剤
害虫をピンポイントで駆除でき、長期間効果が持続するため、近年は主力農薬として使用が増加。
人体・動物への影響:神経系や発達系への影響が懸念され、ミツバチや小動物にリスク。EUでは規制が強まり、使用禁止の国も出ています。
こうした農薬の散布は国の基準は有りますが実際には農家に任されています。
◾️山奥で育つ、PHENIMAXの完全有機・無農薬日本茶
フェニマックスの完全有機・無農薬日本茶が育つのは、住宅地から遠く離れた深山の特別な茶畑。
鳥のさえずりが響き、澄んだ空気の中を蝶や虫が舞う、命の息吹あふれる環境です。
標高300m以上の産地で、周囲に農地や住宅がないため、農薬の飛散や土壌汚染の心配がなく、有機栽培に理想的な条件が整っています。
肥料はすべて「人が食べられるほど安全な素材」だけを選び、土壌と微生物の力を引き出す自然本来の循環で茶の木を育てています。
化学肥料と農薬で荒れた土壌は硬く締まりますが、フェニマックスの畑の土はふかふか。茶の木も根を張り、元気に育ちます。
こうした条件を満たす茶畑は、日本国内でもごくわずかです。
PHENIMAXの日本茶は、完全有機・完全無農薬であることを、環境と栽培方法の両面から証明できます。
各産地の茶畑については、ぜひ下記をご覧ください。