手揉み茶は人の手によって約8時間、合計8つの工程を経て完成する「手作り」のお茶です。
フェニマックスの有機・無農薬の手もみ茶は、機械による摩擦が一切ないため、茶葉に含まれている味の段階構造を自然のままで保っています。
お湯を注ぐと時間をかけて茶葉の原型へと戻り、茶葉が開いてからも四煎目までお楽しみいただけます。
手もみ茶は日本国内でも最高級の日本茶として扱われており、販売前の予約だけで全て完売するほど人気が高い日本茶です。
特に有機・無農薬の手もみ茶は日本国内でもごく僅かの生産量です。
古来から手もみ茶は低めの湯温で、少量のお湯を注ぎじっくりと抽出しながら味わうお茶ですが、熱めのお湯を注ぐと味の変化も大きく、その日の気分に合わせて淹れ方を変えるのも醍醐味です。
温度別チャートを活用しながら、その日だけの「一期一会の手もみ茶」をご堪能ください。
温かい手もみ茶の淹れ方
有機手もみ茶 (1パック: 3g) 1人分の淹れ方 1杯分
用意するもの
・宝ひん
・茶杯
・湯冷まし
湯量、湯温、抽出時間
・湯量:30ml
・湯の温度:約30 - 40℃(86 - 104°F)
・蒸らし時間:90秒
淹れ方
1.宝ひんに茶葉3g(1袋)を入れる
2.お湯が沸いたら湯冷ましに30ml注ぎ、約30 - 40℃まで湯温を下げる
3.30 - 40℃になったら宝ひんにお湯を注ぎ、蓋をして90 秒待つ
4.ゆっくりと茶杯に最後の一滴まで注ぐ
二煎目
二煎目以降の淹れ方
二煎目から湯温を約10℃ずつ上げて、蒸らし時間は同じく90秒で淹れていただけます。
三煎目以降は湯量約60mlに増やして、美味しくお飲みいただけます。
手もみ茶は「煎じが利く」ため、最後まで香味が落ちにくいのが特徴です。
穏やかな味に変化しますが四煎目までお楽しみいただけます。
最後はオリーブオイルと上質な塩をかけてお召し上がりください。
冷たい手もみ茶の淹れ方
冷水だけを使用し長時間かけて抽出します。
茶葉の隅々までゆっくりと水分が浸透するため、
香り高く甘味と旨味が凝縮された冷茶ができあがります。
✳︎冷茶(煎茶・玉露・手もみ茶)は共通のレシピで美味しく淹れることができます。
有機煎茶・有機玉露・有機手もみ茶
1人分の淹れ方 1杯分
用意するもの
・宝ひん
・茶杯(又は小さなグラス)
・氷
湯量、湯温、抽出時間
・常温の水(軟水):50ml
・蒸らし時間:10分
淹れ方
1.宝ひんに茶葉1袋を入れる
2.常温の水50mlを宝ひんに注ぐ
3.10分ほど待つ(この間に氷を用意。茶杯か小さなグラスに1、2個入れる)
4.時間がきたらゆっくりと茶杯、又はグラスに最後の一滴まで注ぐ
二煎目
熱湯約90mlを宝ひんへ注ぎ、すぐに茶杯へ注ぐと一煎目で味わえなかった爽やかな渋味を味わえます。