How to Brew Gyokuro

玉露の淹れ方

玉露は新芽が出るまで太陽の下で育てられ、新芽が出始めた頃から収穫まで日光を遮断します。

この方法は「被覆栽培」と呼ばれ、渋味成分であるカテキンの生成を抑え、甘味・旨味成分のアミノ酸を増やし、土にも肥料をたっぷりと与えながら育てていきます。

この特別な栽培方法により、旨味と甘味が凝縮された玉露が誕生します。

フェニマックスの有機・無農薬玉露のおすすめの淹れ方は、ごく低温で少量のお湯を注ぎ、最初の数滴をじっくりと味わうレシピです。舌の上で波紋のように広がる味の奥深さをお楽しみください。

玉露の面白さは湯温・湯量・蒸し加減により味がダイナミックに変化することです。好みのレシピを見つけるために温度別チャートをご用意しました。

「もっと濃く、強い玉露を飲んでみたい」「もう少しマイルドな味にしたい」など自分好みのレシピ作りにご活用ください。

 

温かい玉露の淹れ方

有機玉露 (1パック: 7g) 1人分の淹れ方 1杯分


用意するもの

・宝ひん

・茶杯 

・湯冷まし


湯量、湯温、抽出時間

・湯量:30ml

・湯の温度:約30 - 40℃(86 - 104°F)

・蒸らし時間:180sec


淹れ方

 1.宝ひんに茶葉7g(1袋)を入れる

 2.お湯が沸いたら湯冷ましに30mlのお湯を注ぎ、約30 - 40℃まで湯温を下げる

 3.30 - 40℃になったら宝ひんにお湯を注ぎ、蓋をして180秒待つ

 4.ゆっくりと茶杯に最後の一滴まで注ぐ


二煎目

二煎目も一煎目と同じ淹れ方、三煎目、四煎目は湯温約70- 80℃、湯量60mlほどでお楽しみください。飲み終えたら最後に岩塩をひとつまみかけて食べるのもおすすめです。


冷たい玉露の淹れ方


冷水だけを使用し長時間かけて抽出します。

茶葉の隅々までゆっくりと水分が浸透するため、

香り高く甘味と旨味が凝縮された冷茶ができあがります。


✳︎冷茶(煎茶・玉露・手もみ茶)は共通のレシピで美味しく淹れることができます。


有機煎茶・有機玉露・有機手もみ茶 

1人分の淹れ方 1杯分


用意するもの

・宝ひん

・茶杯(又は小さなグラス) 

・氷


湯量、湯温、抽出時間

・常温の水(軟水):50ml

・蒸らし時間:10分


淹れ方

 1.宝ひんに茶葉1袋を入れる

 2.常温の水50mlを宝ひんに注ぐ

 3.10分ほど待つ(この間に氷を用意。茶杯か小さなグラスに1、2個入れる)

 4.時間がきたらゆっくりと茶杯、又はグラスに最後の一滴まで注ぐ


二煎目

熱湯約90mlを宝ひんへ注ぎ、すぐに茶杯へ注ぐと一煎目で味わえなかった爽やかな渋味を味わえます。

 

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