世界緑茶コンテスト2025 出品作品

人生で一度は飲みたい、幻の品種

有機「摩利支」を手揉みで完成させた「唯一無二」の最高級煎茶

喉を潤すお茶から静けさに寄り添うお茶へ。

かつてない日本茶体験の世界へ。

 

摩利支富士の手もみ茶セット

有機・自然仕立ての摩利支は、棚を作り寒冷紗を掛けて1年間丁寧に育てました。

そして丁寧に手摘みされた摩利支は、登録無形文化財の技を継承する元・全国手もみ茶振興会会長が6時間以上かけて手揉みから火入れまでを一貫して仕上げました。

幻の品種「摩利支」の潜在力を極限まで引き出し、銘茶「摩利支富士」が誕生しました。

 

「摩利支富士」は、まるで出汁のような深い旨味に溢れ、一口で「これぞ日本茶の最高峰」と頷ける格別な味わいとなりました。

 

極上の手もみ茶を、至福の一杯として味わっていただくために、

 

・茶葉が美しく広がる姿を楽しめる有田焼 平宝瓶

・日本の和菓子木彫り職人の第一人者、市原氏の型で作った和三盆

・それらを日本の伝統色「京紫」の風呂敷に包みました。

 

唯一無二の極上手もみ茶セット」がここに完成しました。

 


摩利支富士の命名

静岡県内でも数少なく、「人生で一度は飲みたい」と言われる幻の品種 摩利支。

その摩利支を、有機・自然仕立てで丁寧に育て、伝統の技で手もみ茶に仕上げた茶葉は本年の初競りにて最高価格で落札されました。

日本を代表する極上の一煎にふさわしい風格を持つこの茶には「摩利支富士」という名を授けました。

 

一葉一葉に込めた手作業

摩利支富士は、有機無農薬の茶畑で丹念に育てられた一番茶の新芽だけを手摘みし、セイロで丁寧に蒸し、6時間以上かけてホイロで火入れをして手もみを施しました。

手もみ茶は通常のお茶と異なり、一切茶葉を刻むことがありません。

一本の針のように仕上げられた茶葉は、少量の水またはぬるま湯で淹れると

ゆっくりとその姿を解き、自然界の芸術のような美しさに蘇ります。

 

濃厚な旨味と芳醇な香りが静かに広がり、一滴一滴が心に染み入るような、極上の味を堪能できます。


食す日本茶:二度味わう贅沢

摩利支富士は、有機栽培だからこそ、茶葉ごと味わうことができます。

塩やオリーブオイルをほんの少し添えるだけで、手摘みしたての春の香りが口いっぱいに広がり、まるで富士の麓の茶畑に立っているかのような感動をもたらしてくれる、究極の一品です。


"喉を潤す"ではなく、"心を調える"ための一煎

摩利支富士は、喉の渇きを癒すためのお茶ではありません。

思考を手放し、自分と向き合うための一煎です。

・お湯を注ぐ所作

・透き通る茶の色

・わずか30ccに凝縮された旨味を最後の一滴まで味わう

・そして最後は、一品料理のように美しく蘇った茶葉を味わい尽くす贅沢

そのすべてが、静けさと集中を取り戻す体験へと導きます。

 

“無”の時間が心と身体を整える

一人静かに淹れる摩利支富士は、現代人が忘れがちな「無」の心地よさと、五感が研ぎ澄まされる感覚を呼び覚まします。

・自然の中で風の音とともに味わう一煎

・誰にも邪魔されない、あなたの“内なる旅”の時間

日常を離れ、日本茶という芸術と対話する贅沢な時間をぜひご体験ください。