静岡茶

 

静岡県は、日本一の茶葉生産地として知られています。

その歴史と伝統は深く、多様な品種の茶葉がこの地で育まれています。

 

その為、生産量だけでなく品種の多さも日本一です。

 

 

さらにお茶の伝統的加工「手揉み茶」が作れる優秀な職人も

静岡に集まっています。

 

 

正に静岡は日本茶の聖地と言っても過言ではありません。

 

全てにおいて日本一の静岡茶ですが、

現代では、ペットボトルやティーバッグのお茶が一般的となり、

日本茶は手軽に喉を潤すための飲み物となっています。

その為、平坦な土地で農薬や化学肥料を使い年に

4~5回収穫する大量生産の農家も増えてきました。

 

そんな中、フェニマックスの畑は日本最高峰の山、

富士山のふもとの斜面に存在します。

トラクターも導入できない狭い畑で、

静岡県にある多品種のお茶の木から最高の品種を厳選し育てています。

 

 

富士山のふもとの斜面に畑が有る理由は、

大地の力を最大限に活用する為。

富士山が300年前に噴火した際に生まれた火山灰は、

この土地の土壌を豊かにし、富士の雪解け水が大地に清らかな水を注ぎ込みます。

この特別な環境が、お茶作りに理想的な条件を整えています。

 

一方、人里離れ、排気ガスや農薬が飛散しない

富士山のふもとは気温も低く、茶葉の育ちは遅いです。

さらに農薬や化学肥料を使わない完全オーガニックの為、

常に木を健康に保つ必要があります。

 

天候の変化が激しい山では肥料も天候に合わせ

有機の菜種と黒酢に天然の魚のアラを手づくりで調合しながら与えます。

一切の農薬を使わない茶畑では、

テントウムシが茶葉を守り、微生物が生きた土を作ります。

 

 

そうして育った茶葉。

フェニマックスの畑では収穫は5月の1回のみ。

 

収穫の後はひたすら土づくりをしながら

木を健康に保つ事に専念します。

そして翌年、浅露をまとった茶葉は、

みずみずしく深みのある最高級の茶葉に仕上がります。

 フェニマックスのお茶は、

ガブガブと飲むのではなく、

富士山の大地の力を感じ、時には瞑想しながら、

時にはゆったりとした気持ちでゆっくりと楽しみいただくためのお茶です。

 

特に、数少ない「手揉み茶職人」の手によってつくられた

静岡の有機の手揉み茶は唯一無比の存在です。

 

 

収穫後8時間以上を費やし完成する「手揉み茶」は正に芸術の世界です。

お茶を淹れた後の茶葉は、畑で摘んだ茶葉の原型によみがえります。

 

 

その茶葉にオリーブオイルや天然塩を振りかけ、

最後まで楽しめるのも「手揉み茶」ならではの醍醐味です。

 

市場ではまずお目にかかれない有機の手揉み茶。

世界のエグゼクティブにもまだ知られていない究極のお茶も是非お楽しみください。